こんにちは!理学療法士の太脚彼氏です。
今回は、O脚改善・お腹を凹ませる筋肉の「腸腰筋」について解説します。
腸腰筋の働きを知ることで、腸腰筋の重要性を感じていただけると思っています。
腸腰筋の働き・筋トレ方法をご紹介しますのでぜひ最後まで見てください。
腸腰筋とは?
腸腰筋とは、骨盤と大腿骨をつなぐ大きな筋肉です。
骨盤の内側と大腿骨の内側についているので、基本的に皮膚の上から触ることはできません。
腸腰筋は大腰筋と腸骨筋からなるインナーマッスルです。
基本的な働きは股関節を曲げる働きがあります。
腸腰筋の働き
腸腰筋の基本的な働きは、股関節を曲げることですがその他にも重要な働きがあります。
それは体幹をまっすぐな姿勢に保つ働きです。
この働きによって人はまっすぐ立つことができているのです。
また歩行や階段を上ったり下りたりする際にも、腸腰筋が働くことで体幹をまっすぐに保つことができているのです。
そのため、この腸腰筋が弱いと骨盤が後傾しやすくなり、下腹部が出てきたり、姿勢が悪くなりO脚になることに繋がります。
腸腰筋の重要性が分かっていただけましたか?
それでは腸腰筋の筋トレをご紹介します。
腸腰筋の筋トレ①
腸腰筋の筋トレをする前に腸腰筋が働きやすい股関節の角度を知る必要があります。
腸腰筋が強く働き股関節の角度は、股関節伸展15°~屈曲20°と30°以上の屈曲で強く働くとわかっています。
それを踏まえた筋トレを立案しました。
まずは座って行う筋トレです。
椅子に浅く座ります。片足ずつ足上げを行います。
股関節にボールを挟みお腹と太ももで、これを潰すように力を入れます。
少し股関節を外に開きながら行うことで腸腰筋が効きやすくなります。
腸腰筋筋トレ②
次は寝たままで行う筋トレです。
レッグレイズという運動です。
仰向けに寝て両足を上げていきます。
腰が反らないように腹筋に力を入れ腰を床に押し付けながら行います。
この動作が難しい方は片足ずつでOKです。
これらの筋トレで腸腰筋を鍛えることができますが、インナーマッスルなので力の入れ方が難しいです。
わかりにくい場合は、下腹部に力が入る感じを意識してください。
腸腰筋の筋トレでの注意点は腰痛です。
股関節を曲げる動作の為、腰を反ってしまう代償動作は入りやすくなります。
腰痛の出ない範囲で行ってください。
O脚彼女のブログでは、その他にもO脚に改善方法などをたくさん更新しています。
自分もO脚の改善にトレーニングを続けていますので、一緒にコツコツやっていきましょう。
コメント